思想
はじめに 年末年始に録画したテレビ番組を見ていて、感心したことや、心配なことのメモ。 神がかった展開 ―明石家サンタ 一人目の採用ネタから姉妹ネタそして車獲得の流れ。お約束完全網羅職人がハズレを引くまで。さらに、さんまさんをしきる八木さんの手腕…
はじめに 「写生」により「物(存在)」の本質へ近づくための忘備録 年譜 日本「写生文」 1887年 言文一致 二葉亭四迷『浮雲』 1894年 写生(俳句)正岡子規(画家 中村不折より) 1898年 ホトトギス 虚子『浅草の草々』子規『小園の記』 1900年 「日本」誌 …
はじめに 救い(=福祉)を求めるなら神じゃなくて、国や企業に訴えよう。そして、福祉などもとめなくてもよい「神の(国のような)国」を建国すべく立ち上がろうではないかぁ~ 存在に善悪などない これは当然のことだし、そもそも、存在するのに、善悪の区…
はじめに 「記号は意味を持たない」ここは絶対に譲れない。 意味をもつ記号は言語と呼ばれるべきである。従って、記号が「指示記号」であるなら、それは言語の別名であって「記号」ではない。 「記号」は何をもって「記号」たりうるのか?それは、単なる落書…
はじめに 正岡子規さんから高浜虚子さんという大道。写生という原理主義から、より過激な花鳥諷詠という保守革新(ここには「美学」の問題がありますが、今回、美学については保留いたしました)。いずれも、主観から客観へ至るメソッドであった。 ここでの…
はじめに 9月の中ごろに書き始め、下書きに放り込んであったブログがある。 『負債論』を読み終え、作者と訳者の著作に興味をおぼえ一通り読んでみようかと思っていた頃だ。 『負債論』についての最初のブログ mochizuki.hatenablog.jp 上記ブログの最後には…
はじめに 多様化、多様性。それを実現することの困難は、ローカルルールにある。 K-1黎明期 大興奮したものだ。空手、ムエタイ、拳法、喧嘩、相撲、レスリング、柔道、あらゆるジャンルから立ち技最強を証明するためにリングに上がるファイター達。見たこ…
はじめに この記事は下記『負債論』を読んだ続きだ。だが、ブログそのものは続きではない。そして『負債論』についてのまとめでもない。 mochizuki.hatenablog.jp まとめ 筆者は『負債論』を資本主義社会の害悪を浮き彫りにし、現体制を転覆させる地ならしと…
はじめに いつも「ニュータイプ」のことを考えている。 今日は、アムロ・レイとカミーユ・ビダン両者のニュータイプ表現の違いが気にかかった。そこから、意識、認識、心、念、霊力、超能力、呪術、などが意識を流れていって、「媒介」という論点に至った。…
はじめに 資本主義社会に暮らす息苦しさは、全てを貨幣価値で測ることができる点と、賃労働の義務を課せられている点の二つにある。 その根源的には、この宇宙という閉鎖環境における資本主義経済とは、緩やかな自殺以外のなにものでもないという点に起因す…
はじめに ずっと、「裏」のことを考えていた。 「裏」は「裏ー表」の「裏」である限り、結局は表層に露呈しており、「表」と何らかわりがないのではないか。この世界のアクセス可能な面はすべて表であり、表裏とは相対的、まさに「陰日向」の違いのみである…
師匠が悪い 猫も杓子も民主化といえば正義という顔をなさいますけれど… いきつくところは、うまくいってもアメリカ合衆国ではありますまいか。 言論の自由ですとか、いろいろな考え方を許しますとか、多様な文化が並び立つ社会を実現しましょうなどとおっし…
ある日の夕方 会社の休憩室に休憩時間になった方や退勤時間を迎えた方が集まってきたらしい。上司やそこにいない同僚への愚痴、夕方の特売品、今夜の献立についてなどを口々に話しながら大きな荷物をテーブルに載せる音とともに「あら大丈夫?」という声があ…
はじめに とてもおもしろかった。スピノザさんを読むのに役立った。『探求Ⅱ』(柄谷行人さん)を読み返したくなった。 以下にこの読書で得られたテーマを羅列する。将来の(ブログの)肥やしのために。 ※今回のブログは、引用符外にも、この本から借りてきた…
はじめからエクスキューズ 中動態の本、まだ半ばです。読み進めたらこのブログ内容もupdateしなければならなくなる予感はありますが、芥川さんや、啄木さんや漱石さんやなんかが取り付かれていた「ぼんやりとした不安」の原因について「試論」として書いてみ…
因果 原因とは、ある結果に至るまでに関係した膨大な事実を、偏向的に編集した結果である。 因果の効能 結果には原因があるという見方が広く受け入れられている理由は、 理論的整合性は、存在をカオスの恐怖から救い出してくれると感じられるから。 未来の不…
はじめに しばらく前からこの本を読んでいます。中沢新一さんの著作としてはかなり硬質な文体で、読み進めるのに苦労しています。 しかし、とにかく、読んでいて興奮を禁じ得ない本なので、読書メモとして気が付いたことを書き留めて、読書の指針としようと…
The full-metal jacket 五感と仮説 五感のいくつか、または全てを総合した現象を「体験」とよび、その体験を統合したときに現われるものが「世界」である。 「世界」は自明ではなく、仮説の検証によって見出された事実である。 文化と教育 様々な仮説が採用…
全ては「現れ」ている 「今」なんて不確かなこと この地球が全てではありませんか。自然破壊、資源枯渇、地域格差、戦争。「今の地球」を肯定することも、批判することも、諦めることも、まったく無意味です。だって、「今の」なんて不確かなモノについて何…
はじめに 『ガキの使いやあらへんで』にトークコーナー復活とか。 www.asagei.com 見てなかったですけど、邪魔な演出だったのですね。定評があった万年筆に、金粉を塗りつけたくらい無駄。 デビュー当時、「チンピラの立ち話」とこき下ろされながら、そのス…
動態学とは 始めにこの言葉をみつけたのは以下の雑誌 『リブラリア vol.0(1988年11月10日)』142p 【動態学】変化を動きのままにとらえる発想法 田中優子 一、社会や人類や文化や人間の動き(ダイナミズム)そのものの法則性を対象とする 一、…
国会中継 団地自治会の憂鬱 3月24日14時40分ごろ職場の休憩室のテレビが国会中継を映していて、公明党の議員が県営団地の自治会長から聞いた話を伝えていた。 愛知県にはブラジル人が20万人いて、人口の3%になる。団地居住者の高齢化と外国人の増加によっ…
「M」が最強であるワケ はじめに 今回のブログでは、サディズム・マゾヒズムについて、性的快楽を伴うか否かによる区別に意味は認めない。例によって、一般的理解から幾分ズレた解釈によって好き勝手に述べるものである(以下「M」と呼ぶ)。 むろん、異論…
オネエ系 オネエ系タレントが番組出演者として一定のシェアを占めることが普通になりました。オネエ系というのは、おおざっぱにいえば、「女性でありたい男性」であり、容姿振舞話法などに共通の特徴があります。 「性同一性障害」という名称が広まって、「…
要点まとめ トレードオフ 「真」の豊かさは心の豊かさ 「偽」の豊かさは物の豊かさ 物欲の囚人の心は貧しい、という風潮 満たされぬ物欲機関 「欲求」は「心」から起こる 「心」は欠落を埋めたがる その欲求は「物」に向かう 我々は、そのように仕向けられて…
はじめに 私と俳句 年寄が、仁丹とともに懐中におさめ、盆栽のようにいじくりまわすつまらないモノだと考えていたこともある。芭蕉さんとか一茶さんとか読んでも、のほほんとした明るい農村のような、NHKで取り上げられる、最大公約数のような視聴者投稿…
まず、気になったことから 大統領令[1](だいとうりょうれい、英語:Executive Order、略称:OE)は、アメリカ合衆国大統領が、連邦政府や軍に対して、議会の承認を得ることなく、行政権を直接行使することにより発令されるアメリカ合衆国の行政命令。大統領…
亡命民主主義なんちゃって はじめに トランプさん。大統領就任で大騒ぎだ。まったく「アメリカファースト」を第一に掲げながらこれほどの逆風を受けるとは。 民主主義の正規のルールに則って誕生したトランプ大統領。選挙で決定したのですから、その決定に従…
脳=自然=普遍という経路 唯脳論復活? 唯脳論の駄目だったところは、脳だけで世界を説明しようとして、実は「社会」しか説明できなかったところだが、近代における「自我」によって霞んでしまった「他利」への抜け穴として、古層の神話的共通点を取り上げ…
はい ど~も~ ルークで~すはい ど~も~ ヨーダで~すローグ・ワン風 で~す はい ど~も~じゃありませんよ、ルークさん。あなた 遅刻ギリギリで入っておいてまぁまぁ間に合ったんですからいいじゃありませんか ヨーダさん 血相かえて駆け込んできて。そ…