望月の蠱惑

enchantMOONに魅了されたので、先人の功績を辿って、自分も月へ到達したい。

熊谷守一

叙景短歌を探す ―『レテ/移動祝祭日』小俵鱚太 より

はじめに 叙景短歌 とはわたしの勝手な命名で、風景のみで成立している短歌を指しており、嶋稟太郎の『羽と風鈴』に接して以来、ずっと考えているスタイルである。 しばらくは地上を走る電車から桜並木のある街を見た 嶋稟太郎『羽と風鈴』 風景のみとはいえ…

大地震 トンボ ユウクリ 飛でいる ―熊谷守一語録

ことあるごとに思い出す。熊谷守一さんの作品は言葉によらない俳句であると思う。わたしは既に、熊谷守一さんについてのまとまった感想ブログを書いていたと思っていたのだが、過去記事検索してみると、まだ手付かずだった。 熊谷守一さんと高野素十さんとを…