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望月の蠱惑

enchantMOONに魅了されたので、先人の功績を辿って、自分も月へ到達したい。

経済様と下僕とその養分たち

 経済様は地獄耳だから

 経済様こと、自由資本主義経済様は、南北問題も、エコも、テロも、健康問題も、自殺の多発も、いじめ問題も、経済以外の何モノにも、興味が無い。経済様は自らの回転をより早く、やり高く、より大きく、することにしか関心がないから、あらゆる問題を保存し、悪化させこそすれ、解決などありえない。 むしろ、経済様の暗殺にこそ可能性があると思う。けど、そんなことをいったら、経済様および、その下僕達によって、消されてしまうから内緒。

 経済様は「有限」をお認めにならない

 自動車作りすぎて資源もなくなるし、スペースコロニー建設に関する各国の駆け引きは戦争寸前まで紛糾するし。だけど経済様は資金を捧げ続けないとお怒りになる。何でもいいから、金をまわして、利益を産めと。だから、搾り取れるとこから、どんどん搾り取る。土地が痩せても、目先の年貢だ。痩せた土地からまた搾り取る方法を開発するのが技術革新であり、文明なんだ。経済様のためなら、どこでもドアとか発明してみせろよ。できなきゃ、お払い箱だ。それが政府。それが科学。V2ロケットも原爆も、そうやってできたわけだし。日本も経済様をご本尊としてから発展したわけだし。

経済様は容赦ない

 はれて、地球脱出! できたとしても、経済様直属の下僕様たちは、労働なんて忘れてしまった。となると、労働者もまとめて連れて行かなければならない。奴隷船。ロケットを鶏舎のようにくぎって、雑魚寝。いや、宇宙空間なら、縦も横も関係ないから、詰め放題。食料もそのへん漂わせておけば、食器もいらない。だが、それよりロボットを運用するほうが面倒がないぞと、気付いた。よいAIが必要。経済様の「永遠」趣味も満足させる。

 少数の人類が、ロボットの労働によって第一次産品をシェアする。そんな世界に、経済様はややご不満だ。すぐに吝嗇が生まれて、買占めとか始める。それでこそ下僕。資本は貨幣じゃなくてもとりあえずはよしとしてもらう。ご機嫌斜めの経済様。

「優越感」=「劣等感」を「恥」とする文化

 経済様が加速した「優越感」の気持ちよさ。そこが全ての元凶だと、レジスタンスは説いて回る。「心の豊かさ」について。経済様も、神妙にうなずく。そして、「心の豊かさ」を回復するのに最適なグッズを製造販売させ、セミナーを開催する。バカ売れ。資源消費進む。経済様は新たなスピリットを求めて、再び宇宙船建造を命令する。

「限られた資源の平等分配原則」

 貧しい星では、これが全ての基準となるのだろう。だが、その分配を行う人民委員会の評議委員が、袖の下を欲しがったりする。もはや貨幣にさほどの価値はなく、美術品は投機対象でしかなかった場合、ここは、「性的満足」を求めるのでしょうか。それとも「食欲を満たす」のでしょうか。いづれも同じことですが。

経済様に、倫理道徳はない。

 自浄作用っぽいもの動機は、鼻の利く下僕様達の「あいつばかりずるい」「一人でうまくやりやがって」という嫉妬心。経済様は人類をよくご存知だ。これで結構、うまく私刑にできる。

お金持ちだぁーれだ、ゲーム

 お金は群れる。最終的にはごく少数の個人か企業かが大多数の資本を手にしたところで、養分は枯渇する。ここで、ひとゲーム終了。第二回戦にあたって、手札をみんなに配らなきゃ。もしくは、今ある貨幣は燃やしちゃって、二酸化炭素出でちゃうから、燃やせないけど。新たな手札で、第二回戦っていうのもおもしろい。誰が、下僕か養分か。経済様のいうとおり。

今回のサミット

 経済様のご機嫌伺いの方法より、第二回戦への展開をシミュレートしてもらいたいものだ。シマの奪い合い、代理抗争。もう沢山なんだな。

そんな感想。