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望月の蠱惑

enchantMOONに魅了されたので、先人の功績を辿って、自分も月へ到達したい。

眼眩真暗 1-1

社会

別のムネオハウスが問題になってるってんで、「じゃあ、別宗男ハウスですね」ってやがる。くっだらねぇんだから。

くだらないって、よく言われるんだが、その場その場にぴったりはまるジョークをだねぇ、ほとばしる知性の一滴として、こぉ、口から吐き出す。それはね。今日只今のこの、状況をですね、運転していて無茶な追い越ししてる車を見送りながら、思うわけです。この野郎ってね。ふっと、リニヤの開通を急いでるってぇ話、思い出して、爆笑の太田が「急いで大阪へ行きたいんじゃなくてね、一国も早く、長野を通り抜けたいっていう、もうその一心でね」なんて言ってなと思うと、「ああ、あいつよっぽど怖いことがあって、かあちゃんによしよししてもらいたいんだな」とか、まぁ、くだらないですよ、そりゃ。

ジョークとは、固定観念を脱臼させる、いってみりゃ、合気道みたいなもんでね。相手の先の後をとって、裂帛の気合とともに、こっちに巻き込んで、地べたに転がしちゃう。達人は、先の先を取るってぇから、もう踊ってるようにしきゃ見えやしない。それで相手が勝手に、七転八倒してるようにしきゃ見えない。端から見てるとね、そりゃ、「出来レースだね」って思うでしょう。

やられてる方は、訳がわかんないそうですよ。あれは。人間、自分で立ってると思ってるから、いろんな小難しい理屈で立たされてるってことが、わかんないんだね。難しいんだから。赤ん坊が、二足歩行するまでにどれほど苦労してるか忘れちゃう。赤ん坊、立つね。立派に立とうとするねぇ。あれ、どういうもんかね。誰も教えてませんよ。立ちなさいとか。ちんぼうもね、あれも勝手に立つからね。物心つくまえから立つね。ありゃ、たぶん、訓練なんだと思うんだ。ええ。まだ、性欲ってのは無い。無いっていうかね、あらゆる欲望やら恐怖やら喜びやら不安やらね。こう、ぐちゃぐちゃんなってて、はいここまでが自我でござい、こっからは赤の他人でございますなんて、境界がねぇんだ。あいつら。それで、立つからね。何がどうなってんだか分かんねえはずだよ。「恋」だとか、「愛」だとか。「遺伝子」だとかいうけどさ。触って立つ、見て立つ、触られて立つ、聞いて立つ。まだ精子もこさえてねぇうちから、何で立つかねぇ。無駄? 無駄じゃねぇ。あれは気持ちいいからね。あれって、これ、な。これ。あれも教えらなくてもやるな。勝手にやる。猿でも、イルカでもやるよ。オスはやるんだよ。あれ、教練なんだ。ああ。自発的に、いつ、どこで、どのように、すれば、気持ちいいかを、頭んなかで、つなげるんだな。そのつながり具合によっちゃ、ハイヒールでいったりね、サドル集めてみたり、それはそれは多種多様な趣味へ繋がっていくわけでね。趣味なんて、みんなセックスの代わりですよ。代わりっていうのはよくないな。セックスも趣味んなっちゃったんだ。この、ホモ=サピエンス=サピエンスにおいてはね。ええ。長くなったな。しょんべんしてくらぁ。ちょっと待ってなよ。