はじめに
ブログを書くにあたり画像などを準備しておりましたが、書き始めたら内容が全然違う方向へ進んでしまった(いつものことな)ので、本文に使えなった画像は最後にまとめてはりつけます。
リアルタイムで見られたこと
今回、BSスカパーliveで見ることができました。ありがとうございました。
ただ、正直、テレビを通してみているのと同じ空の下で、このコンサートが繰り広げられているのだという実感はありませんでした。むしろ、時間的にも地理的にも遥か彼方で行われている祭典であったかのような気がしています。
なにしろまだ一回見ただけなので、何もかもがぼんやりとしています。
一人一人の印象
佐藤さんがたくさん映っていた。牧野さんのダンスが大きかった。石田さんの踊りは鬼神のようだった。森戸さんの声がたくさん聞けた。野中さんは安定していた。横山さん一生懸命だった。加賀さんをもっと見たかった。飯窪さんあまり目立たなかったけどきれいだった。普久村さん落ち着いていた。生田さんかっこよかった。尾形さん相変わらずだな。小田さん大丈夫かな。羽賀さん耐え切ったな。とかいった感想。
コンサート全体の印象
『モーニング娘。'17コンサートツアー春 〜THE INSPIRATION !』のほうが演出も楽曲も力が入っていたんじゃないかなと感じました。メドレーの編曲とかものすごかったですし。
通常のセットリストであれば、また違っていたのかもしれません。卒業公演仕様の楽曲に変更されていたということですので、やはりそこにはやり方の違いがあるものなのでしょう。
鈴木香音さん
卒業コンサートということで、主役は工藤さん。余分な演出はなく、セットも大階段のみ。メンバーが工藤さんを送り出す、という意味合いがとても強調されたコンサートであったように感じました。が、その意味でいえば、鈴木香音さんの卒業コンサートの方が、前途を祝して笑顔で送り出そうという雰囲気に溢れたものであったように感じました。
泡沫サタデーナイトという楽曲のもつ、明るさ、果敢無さが、鈴木さんの卒業にマッチしていたのだろうと思っています。鈴木さんは「芸能界引退」の卒業。工藤さんは「グループおよびハロプロからの脱退」卒業でした。
ENDLESS SKY
女優という目標を自ら選び、新たな夢にむかって空へはばたく工藤さんを、みんなが応援する。ですが、その「空」は鞘師さんの卒業ソングの一つであった、
「ENDLESS SKY」の空とは絶対に違うのだと思いました。
ことさら、卒業ソングとして取り上げられたわけではなかったのかもしれませんが、工藤さんの卒業公演では、あの曲を歌うべきではなかったと、私は考えていました。
鞘師里保さん
鞘師さんは、エースとして人として、ボロボロになって卒業を決めました。そうしなければ、自分が壊れてしまう。まだやれるしやりたいこともあるけど続けられない。そういうアンビバレントな感情が「ENDLESS SKY」にはこめられていました。
つまり、「自分で選んだ道」の意味合いが、全く異なっているのです。
鞘師さんは「タップ」したのです。それを「自分で選んだ」といわねばならなかった。その忸怩たる念を、あの歌は引きずっているのです。ここを離れると決めた後では、もう戻ることはできない。どちらを選択するにせよ「自殺」に等しい決断だった。 エンドレススカイとは、果てのない空です。どこまでもどこまでも続く広い空という、道のない迷路。そこを漂流する心細さを忘れようとして、人は夢をもち、希望を掲げ、目標を置くのです。旗をたてるのです。
工藤遥さん
「若いんだし」をつんくさんは工藤さんにプレゼントしてくれました。こちらは、工藤さんへのなかなか厳しい応援歌。「邪魔しないでHere We Go」については、工藤さんが表に出してこなかった部分を伝えたものだと、佐藤さんは言っていました。
「やっぱりこの空は続いてる」
この歌詞には、「道」が見えます。工藤さんは、その空を見上げて「歩いてる」のだと思います。もし、空の高みに工藤さんの目標があるのだとしたら、工藤さんは、そこにいたる「翼」をもつのではなく、堅実な「階段」を見つけて一歩一歩登っていかねばならないでしょう。
ハローモーニング
卒業公演で涙をながし、ほどなく「ハローモーニング」の司会として登場。そして「ハロモニ劇場」に参加していた時代。そのころの「卒業」には、あまりロス感はありませんでした。(それ以前の、福田さんや、市井さん、石黒さんの卒業はまた別ですが)
工藤さんの場合も、それに似た感じかなと。Mline clubに残るそうですし。
ハロドラのレギュラーは継続でしょうし。
www.up-fc.jpロス
ただ、あの「声」がモーニング娘。から消えるのは惜しいです。昨日のコンサートでも改めて思いました。工藤さんの声は特異は存在感を持っています。単に、ハスキーとか、よい声というものではない。よく通って、心を揺さぶる何かがあると思います。
生田さんはセレモニーで「これからは女性らしさをみせていかないといけない」と言っていました。その上にあの声を使いこなせば、きっとよい仕事ができるのではないかと思います。
さいごに
ピョコピョコウルトラが聞けた。それは何よりもうれしかったことでした。
以上、通り一遍の感想ですが、昨日の今日の感想として、残しておきたいと思いました。
おまけ
では、当初書くつもりだったブログ用の画像集をどうぞ。
以上