望月の蠱惑

enchantMOONに魅了されたので、先人の功績を辿って、自分も月へ到達したい。

BEYOOOOONDS アツイね

はじめに

 一番初めに、ライブ映像で「眼鏡の男の子」を見たときは、正直、気恥ずかしく、「迷走?」と思っていました。

 それから、この楽曲を目にする機会が増え、そのスピンオフ的な「文化祭実行委員長の恋」を見て、この小演劇集団の雰囲気でいくのかなと、思っていましたが、ヒナフェスなどの映像で、「アツイ!」や、グループ内ユニットである(というか、様々なユニットの集合体をBEYOOOOONDSとよびその核となるのが、"BEYOOOOONDS/CHICA#TETSU" と "BEYOOOOONDS/雨ノ森 川海" そして、"BEYOOOOONDS/小林萌花、平井美葉、里吉うたの" との位置づけだそうだ。今後、BEYOOOOONDSに参加する人員は増加するだろうし、一度でもBEYOOOOONDSにかかわった人は、全員がBEYOOOOONDSメンバーであるという、「モダンチョキチョキズ」的集合体となるものと思われる)CHICA#TETSUの「都営大江戸線六本木駅で抱きしめて」の、王道アイドル路線のかわいらしさや、雨ノ森 川海の「GIRL ZONE」での、歌唱難易度星五つの激しいロック調のかっこよさ。そして、BEYOOOOONDS12名による小演劇以外(といっても、「らしい」仕掛けが満載のロック曲「アツイ!」なども聞くようになると、少し気恥ずかしかった「眼鏡の男の子」の台詞回しも名調子と受け取れるようになり、それぞれのキャラクターもしだいにわかってきた上での、はまり役、ギャップなどのバランスに目が離せなくなり、「振り付け」のかっこよさが改めて目に飛び込んできたのでした。

 一言で言って、はまっているわけです。

プレミアム感

 事務所も推しまくっているBEYOOOOONDS。つい先日もTIFに出演して、演奏途中で音が止まるというアクシデントに見事に対応してみせ、その実力を遺憾なく発揮していました。初ステージ即伝説のステージ的な快進撃を続けるBEYOOOOONDSが、8月7日。満を持してのメジャーデビューということで、めでたいなと。とくに一岡さん、高橋さんにとっては、一入なのではないかと思います。

 研修生からのユニット(後にユニット名を持たない三人がオーデションで加わりましたが)が、これほどできるものかと、ステージをみるたびに度肝を抜かれていたわけですが、(おりしも、ハロプロの、カントリー、つばき、こぶし 以外のグループに新メンバーが加わわり、ハロコンなどでお披露目をしている期間でもあります。研修生から入った新メンバーと、このBEYOOOOONDSで活動するメンバーの初期のころとを見比べても、あまりにも完成しているな、BEYOOOOONDSメンバーという印象を受けます。もっとも、既存グループに入ったメンバーは、立場上「後輩」で、当分の間は「後輩」という立場に閉じ込められざるをえないから、ということはあるのかもしれません)ステージでのMCや、イベントでの受け答えは、ハロプロメンバーらしいなという印象で、他のグループメンバーの受け答えを見ているのと変わりはありません。

 ですが、ステージパフォーマンスになると、とたんに「今までにない」グループだというオーラが出てくるのです。ワクワクする感じ。目が離せない感じ。目が足りない感じ。そして、何回でもリピートしてみたくなる感じ。

 個性集団。という言葉だけなら、アンジュルムだって、モーング娘。'19だって、かなりなものです。ですが、ステージになると一人一人の個性は「楽曲」に捧げられる気がします。しかし、BEYOOOOONDSのステージは「演劇」的です。一人一人の女優が、役として「歌手」をしている。「ダンサー」をしている。そして、その役へののめりこみと鍛錬の激しさが、楽曲という「台本・演出」とミックスアップを起こしている。ま、うまくいえませんが。ステージがすごいのです。

 そして、このほど公開されたメジャーデビュー曲のMV三本。

これがまた、素晴らしかった。

入り口は「ニッポンノ D・N・A」

 まずは、正統派のこちらを

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 楽曲がいいですね。そして、明るい。ビルを借切って、エキストラともふんだんに絡んで、PINK CRES.『トウキョウ・コンフュージョン』の感じがいいなと、思っていたので、

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「こういうのが、ずっと見たかった!」というMVの王道。

 名刺の受け渡しをする場面と、サムネの廊下を突き進むシーンがお気に入りです。

このMVのメイキング

www.youtube.com8’20”くらいからです。

そして、このMVを鑑賞会するメンバー

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そして真骨頂の「眼鏡の男の子」

ステージで数多く披露してきたものですが、あれを、どうやってMVにするのか?

www.youtube.com  大成功ですね。駅でのロケ風景がグーグルカーで撮影され、ストリートビューに撮影風景が写るという「モッテル」感じも素敵ですし、なんといっても、清野桃々姫さんの絶対的ジョーカー感。かつての桃々姫元帥の面目躍如とった感じです。何度もリピートします。あと、一岡さん一瞬の「怒り顔」。

このメイキング

www.youtube.com12’15”あたりから

そして、メンバー鑑賞会

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フリ幅としての「Go Waist」

 MVをみて、実は一番「らしい」のではないか。と。こういうことをやってくれるグループがなくなって久しい、懐かしい脱力系。

 この間のアンジュルムの「恋はアッチャアッチャ」公式アッチャアッチャ応援隊応援MVが「かなりいい」ものだったのですが、

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その路線も継承していってもらいたい。

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 ダサく、愚直に、ベタに、やりきることの大切さに、心が洗われた気がします。おそらくは細やかな演技指導と、それに全力で答える女優さんたち。彼女たちなら、何でもやれる!

そのMV鑑賞会

www.youtube.com一番大きく腹筋バリバリで写ってる人は江口さんで、後列向かって一番左で顔を覆っている人です。ギャップに萌してみる?

おわりに

ハロプロを語るうえでよく出てくる言葉が「多幸感」です。みんなが一生懸命にがんばって、仲良く、ワチャワチャして。元気で、明るくて、前向きで。

BEYOOOOONDSという名前を最初に聞いたとき、「この奇妙な名前が、奇妙に響かなくなる日がくるのだろうか」と思ったものですが、いまでは何の違和感もなく、ごく自然にビヨーンズ。と言ってることに驚きます。どんな名前でも、浸透すればフツウになるし、その名前の下で行っていることの成果如何で、さらにプレミアムがついてくるようになるものです。

 SMAPさんが、一人一人が「主役」をはる活動をしていながら、「SMAP×SMAP」という番組をなさっていました。それにはプレミアム感がありました。アベンジャーズ感がありました。戦隊ヒーロー大集合的ワクワク感がありました。

 BEYOOOOONDSのみなさんのステージには、その感じがあるのです。もちろん、まだメジャーデビューしたばかりで、ドラマや演劇への出演歴はあるとはいえ、「主役オーラ」をまとう人たち、というわけでは、まだありませんが。それでも、全員でパフォーマンスをするときの「主役感」はまさに「アツイ!」のです。

 今後も活動を見ていくことができるなんて、よい時代に生きたものだと思っています。

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