望月の蠱惑

enchantMOONに魅了されたので、先人の功績を辿って、自分も月へ到達したい。

青春

ジレンマのアイドル(メモ)

最近思うのは、 アイドルは作詞作曲をしないで、提供された楽曲をプロデューサーやディレクターの要求するクオリティーで歌い、踊ることを求められるのだな、ということだ。 だから、卒業や解散にあたって歌われる歌に彼女達の心情は反映していない、重なっ…

キス・キス・キス ―エロスとは変化の自覚の認識である文学

はじめに 今回のブログは、アダルトビデオ作品への言及を含みます。タイトルや、該当作品へのリンク、及び露骨な性的描写などは行いませんが、そういった内容を快く思わない方は閲覧をご遠慮ください。

寺山修司さんの短歌を五・七・五に還元するという戯言 1 『空には本 チエホフ祭』

はじめに 以前、以下のブログを書いた。 mochizuki.hatenablog.jpこの中で、私は ただ、「俳句」であることと「短歌」であること。の境界を寺山さんがどこに置いていたのかと考えてみる。両者は全く別の表現形式であると明言している寺山さん自身が、俳句の…

応援するならお金を使うしかないよね今の世の中じゃ

はじめに コンサートできない。物販販売も延期。このままでいいの~? って危機感がひしひしと感じられます。ハロプロがんばれ。 ひなフェス 無観客だからこそ、ひなフェスは三日間配信、放送によっておそらくは、これまで以上に多くの方がリアルタイムで観覧…

寺山修司さんの短歌と俳句

はじめに 俳句に関しては俳論的なものを読んだり考えたりしているが、短歌についてはあまり深くは考えず「文」の延長で書いている。五・七・五・七・七 の三十一文字は、心情を吐露し、物語を作るのに適した形式だと思われる。 これは私が好きな短歌作家が、…

今の「こぶしファクトリー」の歌が泣けるほど好き

はじめに 今週は『意識の形而上学』を読んで、意識や、真如がなぜ自己文節する性質をもっているのか、についてとことこん考えようとしていたが、とくにこれというきっかけもなしに、無性に、「今の五人のこぶしファクトリーの歌が好きだあ」と、言っておきた…

R1見て、仕事人スペシャル見て、カメラを止めるなを見た

はじめに このブログには、ネタバレがあります! ご注意ください。 休日に、録り溜めた番組を見るのが楽しみです。先日は、いつものCSドラマの他に、SP系のが三本ありました。あ、『梁川さんの卒業公演』は、次の休みに見ます。 R1の復興 CMスキップ…

マゾヒストはイメージに隷属しない ―『なんとなくクリスタル』という唯物論

はじめに で、『なんとなくクリスタル』だ。40年も昔の本を今読むなんて、とってもレトロスペクティブとか思うかもだけど、我々バックスキッパーズとしては温故知新だなんてつもりは毛頭ないわけ。 当時は、「カタログ」だとか「TOKYO Walker」だとか「Hot…

「天気組の青春DVD」どまんなかを見送る寂しさ…… ― MORNING MUSUME。'17 DVD MAGAZINE Vol.105

届いた www.youtube.com 初見の印象 このブログは内容バレを含みます。事前情報なくDVDを楽しみたい方は、閲覧をご遠慮ください。 このブログは、このDVDを一昨夜、一通り見たところでの印象です。 予告編をみて期待していたほどではなかったな、とい…

青春の光と影 ―横山玲奈さんのこと

はじめに 2016年12月12日加入発表の13期メンバー 横山玲奈さん。 2001年2月22日生まれ。埼玉県出身。イメージカラーは、ゴールドイエロー。特技はアルトサックス演奏、ジャズダンス。チャームポイントは笑顔。趣味はアイドルの曲を聴くこと。(以上プロフィ…

高校生らしさとは -青春舞台2017

はじめに 実に久しぶりに「青春舞台」のテレビ放送を見た。やはりよかった。 野球と高校野球とが違うように、商業演劇と高校演劇とは違う。 そして、いかなる「高校○○」よりも、より「今、ここで、高校生であるということ」と向きあわねばならない高校演劇の…

アイドルには会いにいけなくてもいい? ―墜ちた星を御輿にしない

ヨーヨーチャンピオン アイドル好き 月刊明星や月刊平凡を毎月買って、ピンナップやシールをベタベタ貼り付けて、「ジュリ~!~!~!~」的な身もだえを繰り返していた時期。はい。アイドル好きでした。 スプライト 私の地元にきてくれた有名人といえば、…

『少年は荒野をめざす』 アガペーと慈悲

吉野朔美さん4/20逝去 2016年(平成28年)4月20日。病気のため亡くなった吉野朔美さん。謹んでご冥福をお祈りいたします。 私にとっては「月下の一群」「少年は荒野をめざす」の作者さん。特に後者の印象がとても強かった。そこには様々な「愛」の形が描かれ…

女子高校生青春映画の王道 『アイコ十六歳』

アイコ十六歳 これまでで、最も好きな映画だ。 www.youtube.com 同時代性という贔屓目を差し引いても、30年以上にわたって、No.1であり続けるというのは、かなりのものではないか。その理由の大部分は、富田靖子さん演じる三田アイコさんの魅力によるもの…

アニメ『氷菓』にはまる

甲午最初の記事は、これまでと趣向が変わる。 enchantMOON縛りはもう、やめた。プログラム知識がないと、続けるのは無意味。 さまざまな先人の足跡をたどって、月へ、の気概は変わらないので、問題なしと強弁。 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^…