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望月の蠱惑

enchantMOONに魅了されたので、先人の功績を辿って、自分も月へ到達したい。

私詩論01 強制写生装置としての季語 ―俳句のこと

はじめに 私と俳句 年寄が、仁丹とともに懐中におさめ、盆栽のようにいじくりまわすつまらないモノだと考えていたこともある。芭蕉さんとか一茶さんとか読んでも、のほほんとした明るい農村のような、NHKで取り上げられる、最大公約数のような視聴者投稿…

AIに「死」を

今、好奇心が熱い AIに好奇心を実装しようという動きが俄かに活発化してるね! jp.reuters.com 実は、好奇心らしきものの実装はすでに試みられていたけど、 gigazine.net DQNに好奇心アルゴリズムを実装するという試みは、ちょっと期待しちゃう。 www.e…

ゲシュタルト崩壊の噂 ―私なんてタワシみたいなもんじゃない

都市伝説 鏡に向かって毎朝「あなたはだぁれ?」 昔、流行ましたね。 jyouhonet.com ま、こんなもんじゃ、「私」崩壊しませんけどね。もともと渦巻きみたいなもんだし。 「お前は誰だ」 催眠を扱った映画にこんなのもありましたね。 萩原聖人さん。名演です…

大悲なきfMRI ― 「脳」を変える「心」 レビュー

『「脳」を変える「心」』を変える「本」 読んだのでまとめておきます www.amazon.co.jp 悪夢再び ―まずは苦言から 以前レビューした、『心が脳を変える』は、ジェフリーMシュワーツ氏の実験や調査内容、意見が書かれていました。その共同著者はシャロン・…

『心が脳を変える』という本を怨嗟しつつ如来蔵に思いをはせる

それさえなけりゃ 脳の働きを知る上では、良書だ。様々な実験を網羅してあるし、図解も分りやすく、有用。そして、強迫性障害や、トゥレット症候群、失読症、様々な脳の可塑性についての知見もたいへんに分りやすく解説してある。 ただ…… 「心」と「仏教」と…

ギャグとイリュージョンと水の関係 ―『「空気」の研究』 というギャグ論

『「空気」の研究』 以前、番組で、立川談志さんが言及していた本。褒めていたと思う。 books.bunshun.jp この電子書籍版では1983年10月8日初版となっているが、私が図書館で借りたものは、1977年4月1日第一刷。 「空気」の研究 9-94 「水=通常性」の研究 …

1+1=3を証明した佐藤優樹さんの発言から 勝手に考えたこと

「物ならできるんですよ!」 「モーニング娘。'16のモーニング女学院」(1)のいつかの放送で(佐藤優樹さんが日直だったと記憶していますが)飯窪さん(?)が話していたエピソードです。 (正しい書き起こしができないのが恐縮ですが) 或る日、楽屋で、佐藤…

エーコさん、コロッケさんと、私

軽妙洒脱なつまらなさ ウンベルト・エーコ さん 逝去。(1) 『薔薇の名前(2)』『フーコーの振り子(3)』のあの、重層晦渋で、ディレッタントな文体でおなじみの。とても勉強になる本だった。 記号を自在に操るエーコさんによる古今の文学パスティーシュ、との…

ハルチカ 退出ゲーム から 出川哲郎さん に行き着いたこと

ハルチカ 『ハルチカ』(1)第三話で行っていた「退出ゲーム」。 演劇の世界では有名なものなのでしょうか。即興芝居で、あらゆるセリフが設定となって以降を規制し、その規制から、さらに設定が広がっていく。 作中では、「双方の特定の登場人物を無理なく、…

『心の社会』は工場の分業ラインとは違う気がするので

出会い この記事を見て、「絶対に読まねば」と勢いこんで図書館検索予約入れた。 wired.jp その本は、 彼は言う。 心は心を持たない小さなエージェントの集合体。 心とは脳の働きである。 それそれ、それ知りたかったこと! 著者? AIの偉い人(?)。人工知…

あなたのためにならば。あなたの物語のためにでさえなければ。

君が君を君の君に君は君で君と僕は僕に僕を僕の僕が僕で僕と幸せになれるよ愛の物語さえ、なけりゃイッセー尾形 大好きマイルームより(1)(うろ覚えだけどね) 事後的に見出された関係性 『博士の愛した数式(2)』をBSでやってて、松岡クンが、思い出語りの…

キッドナップ・ブルースと芥川龍之介さん

0.キッドナップ・ブルース を見た。 そして、芥川龍之介を思い出だした。 酔中夢書 KAZUKO HIDAI 『侏儒の言葉』よりhttp://www.shodo.co.jp/blog/hidai2010/2010/04/post-45.html 1.キッドナップ・ブルースについて 1-1 見た理由 【タモリさんのPV…

『死なないやつら』レビュー

[WhatとHow]と[Why]との隔絶 書いたのは長沼毅准教授 長沼先生は「いいとも」のコーナーレギュラーを務めていたいたことがある。「越境する教授」という印象だ。だが今回の書籍では、真面目すぎたようだ。 生命とは散逸構造体である 目次でこの項目があるの…