望月の蠱惑

enchantMOONに魅了されたので、先人の功績を辿って、自分も月へ到達したい。

真・K-1 ―多様性が犠牲としたもの(ショートブログ)

はじめに 多様化、多様性。それを実現することの困難は、ローカルルールにある。 K-1黎明期 大興奮したものだ。空手、ムエタイ、拳法、喧嘩、相撲、レスリング、柔道、あらゆるジャンルから立ち技最強を証明するためにリングに上がるファイター達。見たこ…

カミーユ、コブラと浦飯、加藤との違い

はじめに いつも「ニュータイプ」のことを考えている。 今日は、アムロ・レイとカミーユ・ビダン両者のニュータイプ表現の違いが気にかかった。そこから、意識、認識、心、念、霊力、超能力、呪術、などが意識を流れていって、「媒介」という論点に至った。…

裏のない世界 ―龍の断面

はじめに ずっと、「裏」のことを考えていた。 「裏」は「裏ー表」の「裏」である限り、結局は表層に露呈しており、「表」と何らかわりがないのではないか。この世界のアクセス可能な面はすべて表であり、表裏とは相対的、まさに「陰日向」の違いのみである…

みんしゅかみんしゅかって蝉じゃねぇ~んだから

師匠が悪い 猫も杓子も民主化といえば正義という顔をなさいますけれど… いきつくところは、うまくいってもアメリカ合衆国ではありますまいか。 言論の自由ですとか、いろいろな考え方を許しますとか、多様な文化が並び立つ社会を実現しましょうなどとおっし…

知識を破らずんば知識を得ず ―蒟蒻問答の敗者

はじめに 蒟蒻問答について ひじょうに印象深い落語。様々なところで採り上げられています。 こちらのブログではとても丁寧に分りやすく紹介なさっていますので、よく知らない方はまずはこちらをご参照ください。 senjiyose.cocolog-nifty.com 大根問答につ…

因果応報 #法と情01

因果 原因とは、ある結果に至るまでに関係した膨大な事実を、偏向的に編集した結果である。 因果の効能 結果には原因があるという見方が広く受け入れられている理由は、 理論的整合性は、存在をカオスの恐怖から救い出してくれると感じられるから。 未来の不…

則物説 ―唯物論から三歩進んで二歩ズレる

全ては「現れ」ている 「今」なんて不確かなこと この地球が全てではありませんか。自然破壊、資源枯渇、地域格差、戦争。「今の地球」を肯定することも、批判することも、諦めることも、まったく無意味です。だって、「今の」なんて不確かなモノについて何…

Talk Free!

はじめに 『ガキの使いやあらへんで』にトークコーナー復活とか。 www.asagei.com 見てなかったですけど、邪魔な演出だったのですね。定評があった万年筆に、金粉を塗りつけたくらい無駄。 デビュー当時、「チンピラの立ち話」とこき下ろされながら、そのス…

外なる国際化、内なる同化 そして自壊へ

国会中継 団地自治会の憂鬱 3月24日14時40分ごろ職場の休憩室のテレビが国会中継を映していて、公明党の議員が県営団地の自治会長から聞いた話を伝えていた。 愛知県にはブラジル人が20万人いて、人口の3%になる。団地居住者の高齢化と外国人の増加によっ…

win-win-losers

保護貿易 「保護主義」という言葉をよくきくのでWikipediaを見た。 保護貿易 - Wikipedia 国際大会で負けそうな競技や選手にハンデをもらうこと。参加各国いずれもがハンデをほしがり、結局大会そのものが縮小し、競技人気も下火になり、国体とかインターハ…

亡命のススメ

亡命民主主義なんちゃって はじめに トランプさん。大統領就任で大騒ぎだ。まったく「アメリカファースト」を第一に掲げながらこれほどの逆風を受けるとは。 民主主義の正規のルールに則って誕生したトランプ大統領。選挙で決定したのですから、その決定に従…

唯脳から唯識が、資本主義からエネルギー問題を経て宇宙船艦ヤマトに至る話

脳=自然=普遍という経路 唯脳論復活? 唯脳論の駄目だったところは、脳だけで世界を説明しようとして、実は「社会」しか説明できなかったところだが、近代における「自我」によって霞んでしまった「他利」への抜け穴として、古層の神話的共通点を取り上げ…

距離に安心しているような ―応援という支援

被災地応援動画 年末、Webで話題になった動画を適当に編集して垂れ流すだけの番組を選局途中に通りすがって、熊本の地震の支援で話題になった「支援の輪」が取り上げられていた。 海外在住の人達が、被災地のためにできることはないかと考え、友人知人に呼び…

漫才にする方法 ―漫才師の挑戦

The MANZAI 2016を見た フットボールアワーさんの、ツッコミボケがおもしろかった。 ボケとツッコミではなく、普通の話の中にボケの要素を無理やり見出してそこにツッコムという方法で、漫才にしていたこと。 ただ、この形式においては、普通の方を、ツッコ…

それは 正義の話でもなんでもない ショートブログ

6人救うのが正義 ほおっておくと5人死ぬ。別の1人を殺せば、その5人が助かるとき、救うべきは1人か5人か? こういう思考実験で、「正義とは?」を問われたら、こう答える。 6人全員を救うことが正義だ その先は正義と無関係 いやいや、それができない…

蔑称と愛称との脳内変換 ―奪い合いのない社会へ

はじめに ニュースで知り、記事をいくつか読んだ。 www.asahi.com ※特に朝日新聞を選んでリンクしたというわけではない。 40年前の副作用 ひどい話だと思う…… ○○菌という呼び名は、40年前からあった。 近くを通れば、飛びのくように避けられ、机に触れて…

主客合一と共同幻想 ―神話からの脱出

便概 "客観とは多数に共通の主観で、主観はその客観内にある。この客観が共同幻想(ユング)なら、科学的事実で対抗したって、単なる神話の書き換えにすぎない。そもそも神話を外から眺められる位置などない。神話を超えるには、神話を生きるしかない…… 神話…

神秘学嫌い #ショートブログ

複雑さと不思議とをきちんと区別する 探求をあきらめたところに神秘学が巣食う 世界とは全てが連関した機構である 神ではない。電話交換手の業務である 21世紀の今、神秘主義には早すぎる 以上 (図版は全て『図説 想像の魔術師たち [19世紀]発明家列伝』…

変態性欲の昇華 ~少女と人形とドールの精神性について

はじめに 今回の記事は、性的な用語を多分に含んでいますし、公序良俗上よろしくない話題が含まれているとお感じになられる可能性がなきにしもあらずといった内容ですので、そのあたりをご了承いただいたうえで、単なる私見の試論であることをお忘れなきよう…

デンパ節 20161013 

チャカポコ チャカポコ チャカポコ チャカポコ 災害仮設住宅跡地を 渡りに船の選手村だよ夏は暑すぎ冬寒すぎて アスリート様には手狭すぎるがお金をかけて二重断熱 二戸をつなげてスィートルームだ仮設とはいえ 高性能だよ 十年たっても大丈夫ザハに予算にロ…

浅田彰さんというスマートな整流器

はじめに:読み直さないスタイル 怠惰との謗りを受けようとも断固として読み直さないこと。浅田さんの言説は文化の全方位に渡って入り込み、全てを柘榴石と化している。 浅田さんのスタイル 著作を残さないことは、立つ鳥後を濁さずの精神。常に移動する速度…

意識と身体の変容 グレゴリ=ザムザと青島リカ

はじめに 意識は身体感覚の総体から生じる。その総体とは「脳」に集約される。意識の痕跡が記憶となる。 『変身』 毒虫の脳 一夜にして毒虫となったグレゴリ=ザムザが、昨夜までの記憶を持っているということは、人間の脳の形が保存されていなければならな…

壁 佐藤優樹さんと夢の森

佐藤優樹さんの発言(正確な書き起こしではありません。すみません) 私、「壁」っていうのは、触れる壁で、ぶち破るもんだと思ってたんですよぉ。ぶち破って越えて行くもんだって。でも、本当の「壁」って、違うんですね。 「壁」って心臓が痛くなるってこ…

上で話し合ってからにしてよ ―頑なな一神教

普遍宗教は一神教ばかり 強いですね。一神教。信者の団結力が違います。 僕が好きな、「密教的なんでもOK(でも空)」じゃ、ゆるすぎるのかもしれません。だいたい、論争にもならないし。こちとら常に、「へりくだった上から目線」だと思われちゃうだろう…

世界に一つだけの花 の貧しさ と金子みすゞ さん の豊かさ

オリンピック開催中 このタイミングで、SMAPさんの『世界に一つだけの花』が話題となった。 No.1にならなくてもいい。もともと特別なonly one なのに、「がんばれニッポン、メダル獲れ!」って応援してる。 ここに矛盾を感じる。そして、この歌がも…

八百万の神の世における神ならざるものとは

この世の不思議 不思議=自然=存在 この世界にはたくさんの不思議があり、その大半は「自然=存在」に関係している。 その不思議と人間とは、どのような関係を結ぶことができるだろうか? 天の配剤 自然の傍らに過ごすほかない人間にとって、その天の配剤は…

1995年3月 FULL METAL Synapse より

言葉にする迄が半分。それを排泄するまでがあと半分 自由は他人の鼻が始まるところで終わる(角川ポケットジョーク集) 家を捨てよ、親を捨てよ、夫を捨てよ、自尊心を捨てよ、禁忌を捨てよ 忘れることは無意識の回避であり、余剰は欠落の自覚である 闇の中…

戦前の気配 リオでカーニバル!

1994.4 「季刊 批評空間」第二期第一号の共同討議のテーマだった『戦前の思考』。二十二年を経てなお、このテーマはアクチュアルだ。なぁんて。 それにしても、昨今は移民問題とテロ問題と国家主義問題とが浮き彫りになってきましたね。世界情勢なんか通りす…

永野さん 正解は? ―「象よりもシャム猫」からの考察

さんま御殿でのアドリブ 2018年7月12日放送の『さんま御殿』において以下のような流れがあった。 出演者の紹介の中で、女性タレントの祖父が「ぞうさん」を作曲した團伊玖磨というすごい人だという話になる。その息子(タレントの父親)も著名な建築…

生活保護 or 安楽死 QOL

ゴールが見えないと、全力を出せないタイプなので。 マラソン大会では、「ラストスパートが早すぎる」という理由で、「怠けていたな」と叱責されて、正座させられたりしてた。 人生、長くない? ただ、息しているだけの命なんて、自分にとっても不要だと思う…